SUZUKI GN125H  グリップヒータ交換 


 冬になると欲しくなるグリップヒーター。と思っている内に春になるという繰り返しでしたが、
遅ればせながらグリップヒーターを取り付けることにしました。

 グリップヒーター、ホンダ純正(
Honda Access)が一番出来が良くて素晴らしいですね。
5段階や3段階の温度設定や、電圧低下時の自動OFF機能など値段に見合う設計です。
そうは言っても、まずは価格を抑えてのグリップヒーター交換をしようと思い、アフターパーツを探す。
デイトナ製
HOT GRIPがあります。これは1万以下です。但し電源ON,OFFのみ、しかもスイッチがちとかっこわるい。と、色々ネットで探したところ。

台湾のアフターパーツメーカのKOSO製グリップヒーターというのが
5段階調整有り+ハーネス付きなど、価格も手ごろなので現品も見ずに注文。



さて、届いた商品です。

KOSO製 Heat Grip  全長120mm                  価格¥5,480


Heat Gripっていうのが、KOSO製の正式名称みたいですね。

手元にあったセメダインスーパーX2もスタンバイ。


さて、出してみると、おお、グリップ太い!

純正のグリップと、測り比べ。

純正 φ31.5〜32.0mm              KOSO製グリップヒーター φ36.0mm



グリップパターンの違い


直径で、4mmアップですか。だいぶ感覚が変わりますね(笑)
ま、予想通りなので頑張って取り付けていきましょう。




 いきなり、純正グリップを取り外すことはせずに、まずは電送系を

説明書通り、メインスイッチONで通電するラインと、アースラインを探します。

以前に、ウインカーポジション化した際にエンジンブロックからアースを取った線が
シート下にあったので、そこからアース分岐しました。

で、結局、タンクとシートを取り外して、メインフレームの間にハーネスを通します。


ハーネスの長さも充分あるので、余裕でした。
メーター下に、カプラーを出しておいて、シート下にハーネスをまとめました。

メインスイッチONのラインは、イグニッションの橙の線に取り付けます。
(GN125Eの国産のサービスマニュアルの電送図と同じ色でした。)




さて、グリップとスイッチを取付、試運転。
しっかり、メインスイッチONで、LEDが光りまして、グリップがほのかに暖かくなるのを確認。


さて、タンクとシートも元に戻しまして、
これからが、グリップ取付に移ります。

左側、右側ともに、躊躇無くカッターで切り込みをいれて、
純正グリップを引っこ抜きます。



その後、アクセルグリップだけを取り外しまして、
グリップエンドの出っ張りと、スイッチ側のツバをカッターでカットします。
(これが一番大変なのですが、スイッチ側のツバ。完全に取り切れません。)




左グリップ取付。
これは、このグリップヒーターと特徴らしいのですが、左側はピッタリすぎるぐらいです。
水で濡らしたのみで、力を込めてねじいれます。

本当は少し、シリコンスプレーか付ければ、もっと簡単かもしれませんが
グリップが動いてしまうのもイヤなので・・


右グリップ取付
こっちは、逆にスルスルと入りますので、セメダインスーパーX2を薄く塗りながら装着



その後、メーター下でハーネスを合流。一部タイラップで止めながらキレイに配線処理。

スイッチは左側に取り付けました。



スイッチも純正っぽくて、スマートに仕上がりました。
(注:左スイッチは、ZRX純正に
変更しています。)



右側。例のスロットルのツバをカッターで削除していますが、スロットル径まで
追い込めてないので、グリップとスイッチに若干スキマがあります。





さて、さっそく試乗。
おお、暖かくなるの早い。2,3分で少しほんわりきます。
5分もすると、しっかり暖かい!


さすがにアイドリングの時に、5段階最強にすると、バッテリーには負担がかかっています。
走り出してしまえば、問題ないですね。


このグリップの太ささえ、許容出来れば、いい買い物でした。

(2011/02/19)