SUZUKI GN125H  マフラー交換 


 GN125Hの社外品マフラーは、はっきりいってありません。マイナー車種の宿命ですね。
しかし、ある方のマフラー交換を見てこれなら出来るかも。と思い挑戦してみました。


必要なモノ
 ・エストレアの社外品マフラー
 ・口径変更カラー
 ・パーマテックス 高耐熱シリコンガスケット
 ・純正マフラーを切断するノコ と 根気
 ・センタースタンドストッパーをどうするかを考えること。
 

 まずはエストレアの社外品マフラーですが、POSHのPCMマフラーを入手しました。


PCMステンレスキャブトンスリップオン
016151-CA:バフ仕上げ ・・・・¥44,100(本体価格¥42,000)


ポッシュでは初期型から最新モデルまで対応のキャタライザー内臓マフラーを発売しました。
音量も規制値(94db)より低い89dbに抑えながら単気筒らしい鼓動感のあるサウンドを実現し、
出力もノーマルに比べ中低速をメインにパワーアップさせ最高出力もノーマルを
上回る性能を有しています。JMCA認定品。排ガス試験成績表付属。近接排気音量89db。





ステンレスってところがいいですね。オークションで入手。
綺麗なマフラーです。うーんかっこいい。



さて、マフラー交換のポイントは、センタースタンドストッパーをどう付けるかにかかっています。

エストレアのマフラーは、取付ステーより、前方にセンタースタンドストッパーがあります。
GN125Hの純正マフラーは、取付ステーより、後方にセンタースタンドストッパーがある。

プロなら、センタースタンドストッパーを溶接し直せばよいのですが・・・





とりあえず、GN125Hに合わせてみました。




見てのとおり、センタースタンドが途中で止まってます。

センタースタンドストッパーが合ってません。

これが正規位置まで後方にして、マフラー取付ステーを汎用ステーなどで延長する方法も
ありますが、キャブトンマフラーとしてはこの位置がベストなので、センタースタンドストッパー側を
どうにかすることにしました。







マフラーを外して、センタースタンドストッパーをプライヤーで挟んで捻る様に曲げてみました。
最後に、自転車のバーエンドのゴムがあったのでそれを取り付けてみました。

センタースタンドの高さもいい感じになりました。  この絶妙なひねり具合(笑)






キャブトンマフラーが、取り付けられることが確認出来たので、さっそく純正マフラー切断します。
ちょうどメガホンの溶接部の横あたりから、ゴリゴリと・・・


ひたすら、削ります。


こんなノコだと、えらく時間がかかります。



削っていると、中が二重構造だというのがわかりました。



外側は、全て切断出来たのに、中のパイプがなかなか切断出来ない。
疲れてるのもありますが・・・・。




結局、2本、ノコをダメにしてようやく切断完了
小一時間かかりました。。ふぅ。。。。












さて、純正マフラーの外径は、35mmで、エストレアのマフラーは38mmです。
そのままではスキマがあります。これをこの口径変更カラーを使うわけです。

マフラージョイントカラー(45mm,41mm,38mmの3種類)    \400(送料\600の方が高かった)



これの、一番小さいものを使います。

すんなり入ってる様にみえますが、なかなかカラーが入りませんでした。
入り口に少しテーパを付ける様にヤスリ掛けした上で、頑張っていれました。
少しでも入れば、後はハンマーでコンコンと叩くと、キレイに入っていきました。




あとは、切断したノーマルマフラー(というかエキパイ)を取り付けて完成ですが、
いくらカラーを入れていても、エキパイとのスキマから排気が漏れるので、
ここで、DAYTONAから出てるパーマテックス 高耐熱シリコンガスケットを使います。



たっぷり塗り塗りします。




キレイに均等な厚みで塗り広げます。





これで、取り付けます。ガスケットがはみ出た所はウエスで拭き取っておきます。

これで、ひとっ走りすると熱でガスケットが硬化して、排気漏れはゼロとなります。




若干、苦労しましたが、目論見通りうまく完成



さっそく、エンジン始動!
さすがJMCA品だけあって、決して爆音ではない、かなり上品なシングルサウンド。
求めていた音ですね。






全体(センタースタンド時)



全体(サイドスタンド時)

センタースタンド跳ね上げ時も、ほぼ地面と平行(純正位置近く)になりました。




走った感じは、やはり吹けが良くなってエンジンが気持ちよく廻せます。

3000〜5000rpmあたりの、シングルサウンドが心地よいです。


(2010/02/11)